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夏休み

炎天の夏日
海辺を歩いている
独りで歩いている
だから
となりで「暑い、暑い」と
文句を言う人はいない

どんなに暑い日でも
ここには風がある

都心の焼けたコンクリートに
陽炎が揺れ
行き場を失った熱が
上昇気流になって立ち昇る
そこに
海の風が吸い込まれる

今頃になって気がついた
この海の風に匂いがない
港のない海は
潮の香りがしないようだ

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(葛西臨海公園)

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by mscomtec | 2017-08-09 04:14 | Essay | Comments(0)

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